きまぐれコラム⑪ 「不易流行」これからの組合活動!

昨年9月の第63回定期大会前に投稿した「気まぐれコラムVol.10」以降しばらく投稿が出来ていなかったが、それから半年以上が経過した現在に至るまで様々な出来事があった。昨年10月には中央労使協議会で秋の労働協約改定の申し入れ、単身赴任ルールと国内出張日当の見直しなどに取組んだ。年が明け2026年は1月下旬に始まった衆議院解散による総選挙、これは私たち働く仲間が応援する特に立憲民主党は公明党と新たな中道改革連合なる新党を結成して臨んだが惨敗に終わった。その後は2026春闘に労働組合としても大きく賃上げ改善額を伸ばした取組みが足掛け4年目となり、本年も昨年に引き続き過去最高額を更新しての満額回答となった。それ以外にも書ききれない様々な出来事があった。コラムも月1回ペースの目標で(出来ていないが!反省)その時々様々な事を網羅し原稿をアップすれば良いのだが、10回掲載して分かった事だが記事に取り上げる内容の吟味の難しさを感じている。組合活動も賃上げ交渉から日常の専門部各センターの取組み、そして外部を巻き込んだ政治(選挙)活動など、一から十まで全てのジャンルを取り上げようと思ってもそれぞれ切り口がありそれをバランスさせる難しさがある。これまでは私の日常感じている活動の根本的な考え方、組合方針の大元のスタンスを日頃体験した出来事になぞらえ書き連ねてきた。今回もその延長にて書き進めて行きたい。

最近思う事は「不易流行(ふえきりゅうこう)」このことわざである。いつまでも変わらない本質的なもの「不易」を大切にしながら、時代と共に変化する新しいもの「流行」を取り入れていくことを意味している。松尾芭蕉が提唱した俳諧の理念に由来している内容との事だが、私に文学的な才能はないので言葉の本質が全て理解はできていないだろうと自分なりに分析している。「温故知新(おんこしちん)」とも似ているが、私は状況を表すそれよりも自分事として捉える能動的な感じがしている。よって、今の労働組合には必要な事だと肌感覚で思う。様々な出来事が起こる中で労働運動は組合員の幸せの拡充が基本である。前向きに新たな事に取組む必要があるとの判断をくだす時は良いが、前向きに今ある取組みを終了することは非常に難しい、組織や活動の現状を考慮し、次世代組合員の未来に向けたこれからの取組みがどうしても必要となれば、苦渋の決断をしそれを信じて進んで行かなくてはならない、それだけ変化を取り入れる事は難しい事だと思っている。

会社は今、事業再編としてワイヤーハーネス(W/H)生産のしくみ見直しや、新たな事業にも積極的に取り組んでいる。これを受け私たち組合員・従業員も未来に向け臆する事なく挑戦し続ける事を果敢に取り組んで行く事が必要で、労使が同じ方向に向かって進んで行くため、コミュニケーション良く意識合わせを行うことを重要視している。それにはいつも言っている事だが明るい挨拶から全てが始まると私は信じている。4月になり新入社員も在籍する中、先輩として自身の業務に対し果敢に挑戦している事を互いに感じとるためにも、まずは明るい挨拶を自分から発して行ける様、願うばかりである。

中央執行委員長 片山勝彦

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